甚五郎の武蔵野うどん 東京都国分寺市 [粉物(こなもん)]
当治療室患者Kさま(女性)より、懐かしい武蔵野うどんのお店をご紹介頂きました。
「うどん」というと関西だとか、讃岐が有名ですが、江戸時代、武蔵野(その中でも特に埼玉県)では小麦の生産量が全国的に高かったらしく、隣接する東京でも「うどんが打てないと嫁に行けない・・・」なんて言われていたそう。
しかし、スピードの速さが「粋」である江戸っ子達。
太くて茹で上がるのにも、食べるのにも時間がかかる「うどん」より、早く茹で上がって、しかも飲み込むように掻き込むことが出来る「そば」の方へと次第に人気が移って行ったと聞いたことがあります。
かくなるこの食いしん坊も、うどんよりそばの方が好みなのですが、不味い「そば」食べるぐらいなら、普通の「うどん」を食す方が満足致します。
前置きはこれぐらいにして、お店のご紹介。
JR中央線国分寺駅北口の階段を降りたら、左折してパチンコ屋を右折。
駅から1~2分という好立地ですが、再開発区域で周囲は更地。
行列が出来るのでしょうか・・・店の外には椅子が並べてあります。
お店の入り口には、テイクアウト用のうどんが陳列。
おぉ~~ブッとい「うどん」・・・武蔵野うどんは小麦を殻ごと挽くから、真っ白ではなく少々黄色というか茶色っぽいような色を呈しております。
お店の中へ突撃。
なんともレトロ。
午後2時だというのに店内はほぼ満席。
メニューの一部。
客を信じて、卵はテーブルやカウンターの上に置いてあります。
「うどんとそばの合盛」にして、付け汁は「肉入り」に。
何の気無しに、「大盛でお願いします」と注文。
太い麺なので、茹で上がるのに15分ぐらいは待ったでしょうか・・・
ようやく運ばれました。
「もり・武蔵野うどん合盛(大盛)+肉づけ」(850円)
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
絶句・・・
大盛って言ったけど、一体、何グラムあるんだろうと店内の壁を見渡すと・・・
小盛(そば200g うどん300g)
中盛(そば450g うどん600g)
大盛(そば600g うどん750g)
「な・な・な・・・750g・・・ここは大食いの店か???」と思ったほど。
そば200gだとちょっと物足りませんが、硬くて噛む回数が必要なうどんなら小盛で充分。
硬い歯応えの武蔵野うどん大盛を750gも噛んだら、顎が痛くなってしまうかも知れませんね。
合盛の大盛はそばもうどんも単純計算で半分ずつだとしても、「そば300g+うどん375g=計675g」といったところでしょうか?
この食いしん坊は、2度ほど休憩してようやく完食。
夜ご飯はほとんど食べられませんでした。
で、肝心なお味の方ですが・・・
うどんの方は、殻ごと挽いてあるので、汁につけなくても麺自体にほのかな味があります。
う~~~ん、懐かしいーー。
殻ごと挽いているせいか、硬い麺なのでよく噛む必要があります。
肉汁との相性もGood!
そして次はそば。
太めのそばですがまず最初に感じたのは「表面が水っぽいな・・・」ってこと。
今回は、水加減を失敗したのかな・・・って思いましたが、隣のおじさん客はこの麺の上に、白ごまを擦っておりました。
食いしん坊もマネをしてカウンターの上に置かれたゴマ擦り器を使ってみました。
すると、擦ったゴマがそばの表面の水分を吸ってくれて、水っぽさは無くなりました。
高級な味では有りませんが、農家で代々受け継がれるような素朴な田舎そばは、付け汁との相性も良かった。
食いしん坊は、うどんの方が気に入りましたが、周囲を見渡すと、全員、そばのみを食べておりました。
急いで食べたい人には、そばの方が向くでしょうが、小麦を殻ごと挽いて、麺自体が味わい深い武蔵野うどんを、よく噛んで味わってみるのも一興だとは思いますがいかがでしょう?
次回は、鴨汁で臨んでみたいと思います。
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「甚五郎」 → http://r.tabelog.com/tokyo/A1325/A132502/13016088/
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「うどん」というと関西だとか、讃岐が有名ですが、江戸時代、武蔵野(その中でも特に埼玉県)では小麦の生産量が全国的に高かったらしく、隣接する東京でも「うどんが打てないと嫁に行けない・・・」なんて言われていたそう。
しかし、スピードの速さが「粋」である江戸っ子達。
太くて茹で上がるのにも、食べるのにも時間がかかる「うどん」より、早く茹で上がって、しかも飲み込むように掻き込むことが出来る「そば」の方へと次第に人気が移って行ったと聞いたことがあります。
かくなるこの食いしん坊も、うどんよりそばの方が好みなのですが、不味い「そば」食べるぐらいなら、普通の「うどん」を食す方が満足致します。
前置きはこれぐらいにして、お店のご紹介。
JR中央線国分寺駅北口の階段を降りたら、左折してパチンコ屋を右折。
駅から1~2分という好立地ですが、再開発区域で周囲は更地。
行列が出来るのでしょうか・・・店の外には椅子が並べてあります。
お店の入り口には、テイクアウト用のうどんが陳列。
おぉ~~ブッとい「うどん」・・・武蔵野うどんは小麦を殻ごと挽くから、真っ白ではなく少々黄色というか茶色っぽいような色を呈しております。
お店の中へ突撃。
なんともレトロ。
午後2時だというのに店内はほぼ満席。
メニューの一部。
客を信じて、卵はテーブルやカウンターの上に置いてあります。
「うどんとそばの合盛」にして、付け汁は「肉入り」に。
何の気無しに、「大盛でお願いします」と注文。
太い麺なので、茹で上がるのに15分ぐらいは待ったでしょうか・・・
ようやく運ばれました。
「もり・武蔵野うどん合盛(大盛)+肉づけ」(850円)
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
絶句・・・
大盛って言ったけど、一体、何グラムあるんだろうと店内の壁を見渡すと・・・
小盛(そば200g うどん300g)
中盛(そば450g うどん600g)
大盛(そば600g うどん750g)
「な・な・な・・・750g・・・ここは大食いの店か???」と思ったほど。
そば200gだとちょっと物足りませんが、硬くて噛む回数が必要なうどんなら小盛で充分。
硬い歯応えの武蔵野うどん大盛を750gも噛んだら、顎が痛くなってしまうかも知れませんね。
合盛の大盛はそばもうどんも単純計算で半分ずつだとしても、「そば300g+うどん375g=計675g」といったところでしょうか?
この食いしん坊は、2度ほど休憩してようやく完食。
夜ご飯はほとんど食べられませんでした。
で、肝心なお味の方ですが・・・
うどんの方は、殻ごと挽いてあるので、汁につけなくても麺自体にほのかな味があります。
う~~~ん、懐かしいーー。
殻ごと挽いているせいか、硬い麺なのでよく噛む必要があります。
肉汁との相性もGood!
そして次はそば。
太めのそばですがまず最初に感じたのは「表面が水っぽいな・・・」ってこと。
今回は、水加減を失敗したのかな・・・って思いましたが、隣のおじさん客はこの麺の上に、白ごまを擦っておりました。
食いしん坊もマネをしてカウンターの上に置かれたゴマ擦り器を使ってみました。
すると、擦ったゴマがそばの表面の水分を吸ってくれて、水っぽさは無くなりました。
高級な味では有りませんが、農家で代々受け継がれるような素朴な田舎そばは、付け汁との相性も良かった。
食いしん坊は、うどんの方が気に入りましたが、周囲を見渡すと、全員、そばのみを食べておりました。
急いで食べたい人には、そばの方が向くでしょうが、小麦を殻ごと挽いて、麺自体が味わい深い武蔵野うどんを、よく噛んで味わってみるのも一興だとは思いますがいかがでしょう?
次回は、鴨汁で臨んでみたいと思います。
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2010-06-17 16:59
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コメント(1)
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本店は6月の終わりに都市開発で立ち退きになり
2号店へ移動しましたよ!!
by ? (2013-08-10 10:47)