ホームパーティーに呼ばれました （Bas=en=Basset 初日）

リヨン空港からは主催者のローランさんの車で高速道路を南西に100km移動しました。





Bas=en=Basset (バサンバセ) という観光ガイドにも載っていないような小さな田舎街に到着。





フランスでは人口３０００人未満の自治体を「村」と定めているそうですが、人口４０００人のこの街は酪農の街のようで、色々なところで牛を見かけます。

主催者のローランさんのお宅はその街の中唯一の繁華街に隣接した所にあります。

フランス式の頬を寄せ合うキスで通訳のメニニ先生と食いしん坊をマダムが温かく迎えて下さりました。

中庭のテーブルに案内されるとローランさんがビールを持ってきてくれました。
数種類あったのですが英語で「ホワイト・ビア」と言っていたビールを頂くことに。





これ、めちゃｳﾏ・・・きっと非加熱のチルド・ビールなんだと思います。

KINGS BRAU とラベルに有りますが、日本で検索してもフランス語のＷＥＢばかり。


【家庭菜園で穫れた野菜のサラダ】





う～～ん、これぞ有機農法・・・野菜の味が濃い！

ローランさんのお宅は敷地面積150平方メートル、建物は１５０年前の石造りで１つ１つの石の厚みが４５cmもあるという。これが庶民の家だというのだからｵﾄﾞﾛｷ・・・・


【パン】




生酵母を用いて焼いたパンを買ってきたらしい。
街には４件だけパン屋があるという。
１件で１０００人の腹を満たすという計算になるか。


【牛肉の煮込みとジャガイモのグラタン】





う～～～む、なんて美味しい肉質の牛肉なんだろう・・・脂身は全く無く、肉質そのものが実に軟らかくそして味わい深い！

良く聞いてみたら、「生後母牛の乳しか与えず育った仔牛の肉」だそう・・・

人間ってなんと罪深いのでしょうか・・・

付け合わせのグラタンのジャガイモも家庭菜園で穫れた物だそう。
フランスのジャガイモって日本のどんなに良い品質のジャガイモより美味しいんですよ。


【チーズ】





ブルーチーズやヤギのチーズなど・・・赤ワインが進んじゃうんですよねぇ～～♪

「日本ではゴルゴンゾーラチーズなんかだと１００ｇで８００円はします」って言ったら、「じゃあタップリ食べて下さいね」と優しいマダム。

しかし、機内食を完食したせいで少ししか頂けませんでした・・・｣￣|○


【チョコレートムース】





ムースの中には細かく砕いたチョコレートがアクセントとなり楽しい食感♪


【ハーブ酒】





フランス人って毎日ではないが食後にアルコール度数の高い酒を飲む習慣があるみたいです。


【エスプレッソコーヒー】





どの家庭にもエスプレッソ・サーバーが有るみたいです。


パーティー終了は現地時間の午前０時、日本時間だと翌朝の７時です。

すなわち食いしん坊は飛行機の中での昼寝時間を除いて、殆ど徹夜状態です。

でもこれを実践しないと時差ボケになってしまいます。

フラフラになりながら、ホテル（民宿）へ戻りました。

翌日は会場の下見です。

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